素振り文武両道

バットの素振りが11年で56万本を超えました。

短歌スイング 6 石川啄木 1

本日は150本バットを振りました。

 

こんばんは。

 

短歌は過去、殆ど読んでないので、これから将来、読みまくろうと思います。


野球のバットを日本国内3箇所に置いている事もあり、せっかくなので、バットを振りながら読む事にします。


今日は『悲しき玩具』という事で、石川啄木です。


聞いたことある題名ですので、ご存知の方が多いと思われます。


私も題名だけ知ってましたが、読むのは初めてです。


青空文庫より

悲しき玩具─
一握の砂以後─石川啄木


呼吸すれば、胸の中にて鳴る音あり。
凩よりもさびしきその音!
  (呼吸は、イキと読む、粋ですね)

 

眼閉づれど、心にうかぶ何もなし。 

さびしくも、また、眼をあけるかな。

  (ガンペイと読むとズレる、
     メ トズレド)


この2つの短歌を10行にして書くと、


呼吸すれば、
呼吸すれば、
胸の中にて
胸の中にて
鳴る音あり。
鳴る音あり。
凩よりも
凩よりも
さびしきその音!
さびしきその音!


眼閉づれど、
眼閉づれど、
心にうかぶ
心にうかぶ
何もなし。 
何もなし。
さびしくも、また、
さびしくも、また、
眼をあけるかな。
眼をあけるかな。


1行5本振ったので、20行あるので100本振りました。


この書き方は、同じ言葉を繰り返し書いてますが、普通に書くと次のようになり、


呼吸すれば、
胸の中にて
鳴る音あり。
凩よりも
さびしきその音!


これでは愛想が無い。


私は物分かりが悪いので、普通の書き方をされると、結局4回読んで、何が書いてあるか分かるのです。


それならば、鼻から1文2行ずつ書いてあれば、

2回読めば、バッチリなのです。

時短になるのです。


世に言う「ディスレクシア」かどうか、は分かりません。


というのも、小説や、川柳は普通に読めるからです。


短歌、俳句、ポエム、歌詞


これらが1回聞いても意味がわからないのです。

 

そんな調子なので、カラオケで、歌った直後、何を歌ったか、覚えていません。

 

題名は覚えてますよ。

どんな歌詞だったか、覚えてないのです。

 

 

では今回の短歌について。


イキをした時に胸の中で鳴る音が、コガラシより寂しい、のだそうです。


「寂しさ」をこのように

表現できる能力。
私には超能力にしか見えません。


石川啄木さん、やはり良いですね。


本日の素振りの概要

2020/10/11 素振りの本数 : 150 本
文武両道スイング📚

 

19:05 +30 本
😁😁😁「楽しい」連呼
19:09 +20 本
⛑⛑「安全第一」連呼


20:55 +100 本
🎋🎋🎋🎋🎋 🎋🎋🎋🎋🎋
短歌スイング 石川啄木
『悲しき玩具』より

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啄木(右)と親友の金田一京助(左)。1908年(明治41年)10月4日、『明星』終刊の際の写真(部分)

ウィキペディアより。